応援団たちとともに
2022年 07月 15日
7月7日、中野督夫メモリアルギャザリングに出演させていただいた。無事終了し東京に帰ってきていまだ放心状態。会場で出会えたみなさん、そして出会わせてくれたセンチメンタル・シティ・ロマンスのみなさん、EPOさん、愛ちゃんたち制作陣のみなさん、そして天国にいる中野督夫さんに本当に感謝のきもちでいっぱいです。ありがとうございました。
各出演者の熱量も凄くてステージを観てるのも楽しかったけど、あの夜あのステージに立てたということも素晴らしい体験で、EPOさんのステージにセンチと私が演奏者として立てたこと、まさかのセンチとコーラスができたこと、それはそれは感無量な出来事でした。
客席の熱気、興奮が波のようにうねりながら押し寄せてきて、その波を受け止めるようにEPOさんやバンドたちがグルーヴしていって、側から見てる私はただただ圧倒されるばかりで。ああ、これがセンチの観てる風景なのか!?と、感激でした。センチは名古屋のテレビ塔みたい。それも木がいっぱいあったゆったりしていた昭和の頃のね。みんながあの場所に集まりたかった名古屋の象徴。そこにいると仲間に会える。当時のファンや仲間たちの思い出がギッシリ詰まった、聖地・名古屋でのライブは素晴らしいものでした。もっとみんなで歌いたかったです。
何度も督夫さんの影を感じました。楽屋で、会場で、そしてステージの上で、打ち上げの場所で。ギターを弾いたり、笑ったり、出演者の肩を抱いているのを感じました。督さんの歌声を聞いた人たちもいたし、私もあれ?今の歌声は誰の声?と思うことが何度か。いたずらのような不思議なこともちょこちょこ起こりました。今回の総監督は中野督夫さん本人だったんだな。私たちは督さんに呼び出された人たち(笑)肉体を離れ今まで以上にもっと自由になれたのかもしれないね。
あの場にいた出演者、スタッフ、観客、ひとりひとりが呼び出されたような、不思議な体験。生きている人たち亡くなった人たちたくさんの応援団たちに支えられながら私たちは生きているんだな。目には見えないけれどこうして繋がっていくことがわかった二日間でした。さあ、またこれから旅に出ていくつもりです。いつかどこかで再会しましょうね。