八月八日

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先週は怒涛の一週間。

毎日毎日アコーディオンを担いで東京~千葉~埼玉~神奈川へ。
そんな中、8月2日3日4日はパペレッタカンパニーのメンバーと「かながわ子ども・子育て支援月間」の催しで二泊三日の四回公演に行ってきました。
2日の夕方練馬へ行き劇団車に荷物を積み、運転して藤沢のホテルに前泊、翌朝は湘南台にて一本公演、その後すぐ舞台をばらし一時間近くかけて座間へ行き昼公演、終わってすぐに横須賀へ行きホテルに宿泊、翌朝三浦海岸で一本、横須賀でもう一本という、とにかく時間がなくってなくって黙々と舞台を立て公演をしてバラして移動しての繰り返し。メイクも弁当も車中でリハも出来ないような大忙しな公演でしたが、
車中運転しながら箸を使って弁当を食べるという荒業を軽くこなすオッサンな自分にうっすら感動しひたすら爆笑なのでした。
また、車中のはるねぇ、飯塚さん、ユリコ、ララというマイペースな四人組でのマイペースな会話のおもろさよ。時折まったく噛み合ってなくって思い出すだけで笑えちゃう。
そしてどこへ行っても疲れなんて吹き飛ばしてくれるほどの子どもたちのパワー!
人形たちが出てくると子どもたちの目が輝き、ひまわりのように笑顔は明るくまぶしく大騒ぎ。そんな主役の人形たちを支える歌と演奏のお仕事はお客さんたちの生の反応を直に感じられることが出来て感激の連続だったし、また、子どもたちを見守るお母さんたちや各施設の方々や保育士の方々のまなざしのやわらかさや「また来てくださ~い。」といつまでも手を振ってくれた先生方の顔を忘れることは出来そうにありません。
そしてお仕事を下さった広告代理店の方やイベント会社の方たちには、二日間、まるで兄や弟のように(?)荷物を運んでもらったり、差し入れをもらったり。忙しくてあんまりお喋りは出来なかったけれど、お別れするときはかなりさみしくなりました。
あぁ、ホントに神奈川公演楽しかったなぁ。


途中横須賀で宿泊した日、急に海が見たくなりひとりてくてく港へ散歩。
葉山にいた頃小さなヘンダを連れて買い物によく来たダイエーのデッキ。
沈む夕日を長いこと見ていたら何だか胸がいっぱいになり涙がこぼれてきた。
当時今回の人形劇を観にきてたママたちと同じぐらいウチも子どもが小さかった。
離婚して東京に来てしばらくして子どもが喘息になってしまいどうにかしたくて突発的に葉山に引っ越してきたんだった。でも当初仕事もなく知り合いもいなく「自分はこの町でやっていけるんだろか」と、いろんな不安を抱えてここでよく海を見ていたことをぼんやり思い出した。
でもそんな子どもも今は高校二年生。ひとりで留守番も出来るようになったし、
もうあのときみたいにデッキで狂ったように馬鹿踊りをしたり、ひとしきり走り回って階段から落ちたりも絶対ないだろう。そう考えると今こうして自分がここに無事生きて立っていることが嘘のようだ。
子育ては気が遠くなるほどとても長く続くものに感じてたのにそうでもなかったし、
葉山の人たちは私たち親子にとても親切にしてくれた。
ほんの数年前のこと。過ぎてしまえばあっけない夢のようだ。


来年またここに来れるかな。そしてこのメンバーでお仕事できるかな。
「また来てね。」と言ってくれた子どもたちとまたいつか会える日はくるんだろうか。
もう戻れない日々と、これから出会う未来。
ふたつは連動して繋がっている。夢のように消えたりなくなったりはしない。
行ったことない町がよく知ってる町に変わる。
会ったことなかった人がよく知ってる人に変わる。
出会わなきゃ良かった人なんてひとりもいない。
また会えるよね。その日を夢見てるから私は今日も明日も歌えるし、
挫けずに歩き続けていけるんだろうな。


今日ははみんぐばーどの合唱練習にてT子さんが二年かけて初めて喉の使い方を習得した。里奈さんが「今日はT子さんの開眼記念日だね。八月八日は末広がりで縁起いいじゃん」と言ってて、たしかに八月八日っていい響きだなぁ、あ、それいただき!と思ったので本日のタイトルにしました。(と、書いてるうちに八月九日になってしまった)
みなさんの未来もそしてこの世界の未来も末広がりでありますように。
何事も希望を捨てずにいれば大丈夫だと私は信じています。


(あ、でも私の前の結婚記念日も確か八月八日だった。。。
ガーン。。。そこは突っ込まないでおくれ~。。。)
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by lalaleene | 2011-08-09 02:54

シンガーソングライター・ララリーヌのブログ


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