東北3days① ~福島へ~

c0220499_10322.jpg

あぁん!せっかく日記を書いたのに、アップ寸前にPCがいきなりシャットダウン。
全部飛んでしまってあぁあ、木曜日になってしまった。。。
誰か消えたワードの復旧の仕方を教えて~~。

先週末は東北に行ってきました。

金曜日は福島へ。
パペレッタカンパニーにていわき市の蛍保育園と平第一幼稚園へ。
パペカン事務所にて前日から入り、朝の3時半に起きて4時半出発。
主宰の久田さんを含む5人を乗せた1号車は朝から車中ワーワーとお喋り大会。
高速道路に入ったあと、私が衣装や台本を含むカバンを事務所に忘れてきたことが発覚。戻るわけにもいかず私もパニックに。そんないろんな含みをもっての一日のスタートでしたが8時前には現地に入りました。

するとたったひとり諸事情により電車入りすることになっていたピアノの中岡さんの乗る特急電車に、北千住で「線路内に人が立ち入り」→「逃走」→「確保」という事故というより事件が発生!大幅に遅刻することが決定。急遽弾いたこともない劇中音楽を私がピアノ演奏することになってしまいました。譜面もなく、頼りは頭の中のメロディーだけ!ひぇぇぇ!!私の役どころは、撮影にきていたカメラマンの福田さんが担当することに!福田さんも急なことにうろたえている。ぎゃ~っがんばって~!劇中歌と同様「人生はなんてファンタスティックでスリリングでミステリアスなの~!」

と、そんなこんなでドタバタなスタートでしたが、「1、2、1、2!」と整列しながら子どもたちがお部屋に入ってきたら、一気に会場が明るくなりました。
元気な声、屈託のない笑顔、汚れない瞳。感動ものの可愛らしさでした。
開演前に私のアコーディオンと歌で一緒に歌をうたったあと、人形劇へ。
赤頭巾とお母さんのやりとりには子どもたち笑い転げ、狼登場には泣いたりと大騒ぎ。私も内心おろおろしつつも無事ピアノを弾くことが出来てホッ。何とかやり遂げました。
1回目終了したあとはすぐに2回目の平第一幼稚園へ移動。2回目は中岡さんのピアノでの公演。やっぱりこの人はうまいなぁ。
自分でやってみて初めて人のやってることの技術やこだわりや気遣いがわかることってあるわね。もっと物事は注意深く見よう。
もちろん2回目も大盛り上がりのうち大成功。たくさんの拍手の中終了しました。

最後園長先生が「赤ずきんは狼にガブリと噛まれてもあきらめずに頑張ったねぇ。みんなも辛いことがあってもあきらめないでね。」と挨拶なさり、泣きそうでした。
この子たちを取り巻く状況はとてもシビアだ。外で遊べない子どもたちのために、と、行った今回の公演。しかも平第一幼稚園の園児の約3分の1は、海岸に近い「久之浜第一幼稚園」に通っていた子どもたち。幼稚園は地震と津波で建物が崩壊。家が流され仮設住宅から通園しているお子さんもそして津波で亡くなったお子さんもいるとか。

園庭の向こうには青々と風に揺れる一面の田んぼ。なんて美しい日本の風景なんだろうか。そして会う人会う人おだやかでおっとりした善良な人たち。この45キロ先に今も事故が収束しない原発があるだなんて信じられないし信じたくないと思ってしまう。
こんな善良な人たちに「今日から福島の野菜や牛は安全ではないから食べちゃいけない!」と突きつけることは、どんなに非情なことか。祖先から受け継がれてきた暮らしの営みを容赦なく断絶されることは殺されることよりも辛いことだ。東京の人たちはこの人たちにまずは謝るべきだと思った。私たちの電気を作ってくれていたこの県の人たちに。知らなかったとはいえ私たちの無知ゆえに引き起こした事故であったことを。そしてこんなに福島の人たちに辛い思いをさせているにも関わらず、まだ経済優先で原発推進してる人たちは収束作業をするために誰よりも先に原発に向かうべきだと思う。

子どもたちには罪がない。そして選挙権もない。だから子ども達を大人たちは無条件で守ってあげる義務があると思う。健やかに大きくなってもらいたい。

子どもたちに大きな声で「ありがとうございました!」と言われたが、「ありがとう」と言わなきゃいけないのはこちらの方だ。本当にありがとう。そして本当にごめんなさい。
[PR]
by lalaleene | 2011-07-14 10:35

シンガーソングライター・ララリーヌのブログ


by lalaleene