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3月11日を一日過ぎて。

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今朝もいい天気の一日になりました。
よく晴れた、よくある普通の朝。
今朝もわたしは窓をあけ、ベランダの下では今朝もバスが行き、
今朝もいつものようにお茶を飲む。

今年も3月11日を迎え、
そして何事もなかったかのように1日が経ちました。

昨日までのテレビの中のとってつけたような報道番組は、
何事もなかったように、一夜明けたらバラエティ番組に変わっていて、
いったい全体これはなんなんだろうなあ、と、変な気持ちで眺める。

「東北を忘れない」とか言ってるけど、
忘れさせようとしかけてるのは、あんたがたの方じゃないかと思う。
忘れるわけなんかないじゃないか。
復興はまだまだなのに。原発事故は終わってもいないというのに。

あの日のことをふっと思い出す。

あの日、出かけようと玄関を出たあと家が揺れ始めた。
築50年の木造家屋の揺れというのは倒壊を感じさせるほどの迫力で、
門を出たあと、表の家の塀に手をつこうとした瞬間、
塀が崩れてきて怖かったことを覚えている。

あの日10分家を出るのが早かったら。
あの日10分家を出るのが遅かったら。
あの日いつものようにぶらりと電車に乗って北に向かっていたら。

全然違う人生があっただろう。
もしかしたらわたしはここにいなかったかもしれない。
以前、工事現場の脇を歩いてる時に突然クレーンのワイヤーが切れて、
私の真横に資材が上空からドサっと落ちてきたことがある。
でもわたしはそれをかすめもせず、無傷だった。
あとあとから考えて、ものすごく怖くなったことがある。
そう、わたしは、たまたまここにいるだけなのだ。
たまたま運が良くあの資材の下敷きにならなかっただけのことなのだ。

ならば命を大事にしようと思う。
それが残された人たちの使命ならば。
偶然なのか必然なのかわからないけれど、
この世にいる限り、精一杯生きようと思う。
不運ながらに犠牲になってしまった方たちのためにも。
3年かけて最近ようやく思うようになった。
今まではただ心の中で泣いているばかりだったから。

だから、わたしは戦争にはNOと言う。
だから、わたしは原発にもNOと言う。
わたしたちは経済のために生きてるわけでもなく、
だれかの富のために生きてるわけでもない。
わたしたちの命はわたしたちひとりひとりのものだと。

わたしにとってもあの地震は、その前とその後で人生を大きく変えました。
それほど大きな地震でした。
被災された方たちはそれ以上のことでしょう。寒かったでしょう。辛かったでしょう。
まだまだ避難生活を余儀なくされてる方たちのことを想うと胸が痛みます。
一日も早い復興と平安が訪れますように。
そして、亡くなった御霊たちのご冥福をお祈り申し上げます。










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by lalaleene | 2014-03-12 08:49

シンガーソングライター・ララリーヌのブログ


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