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  ララリーヌオフィシャルブログ  ~夕焼け雲を見ていると~

はじめてのやんばる

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(大宜味村の道の駅の前の浜で。なんと戦場カメラマンにばったり遭遇した。)
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(陽にあたってキラキラきれい)
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(やんばるは亜熱帯林。東村にて)
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(民宿のベランダにて。寝室もトイレも風呂も海の真横というワイルドさ。)
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(右の標識はヤンバルクイナに注意、左は・・・え?豚に注意って!?)


用があり沖縄へ行くことになり、
今は那覇の桜坂劇場の中の「さんご座キッチン」というカフェにてぼんやり。
思いがけずひとり旅をすることになりました。

おとといはレコード会社に行ったりたくさんの沖縄仲間や先輩に会ったり、
昨日はふと思い立ち沖縄本島の最北部・ヤンバル、
国頭村の楚州(そす)というところに行きました。
那覇市街から車で3時間、海辺の民宿に泊まりました。

テレビも新聞も置いていない裸電球一個の部屋で、
扇風機を回しつつ長い髪を乾かしながら、
ひとり波の音とヤモリの鳴き声をきいて過ごしました。

夜は怖いほどの量の星がまばたきし、
海は太古を思い出させるようなリズムで眠りを包んでくれた。

朝起きて顔を洗う前に海に飛びだししばし泳いだ。
なんてきもちいいんだろう。
天国ってきっとこういう場所なんだろうな。
こんな風にシンプルに暮らしたいな。

高江で見つけた新聞にも書いてあったけど、
「ちむぐくる(肝心/沖縄方言)」
命を思いやる気持ちで物事を見つめたら、
感覚が研ぎ澄まされ、自然に何がホントかウソかわかるようになるのに、
何が必要かそうでないかわかるのにって。

生まれてきたままの心で暮らしたい。
本当は心の奥底でなにもかも知ってるんだ。
傷みを感じないふりをするのはもういやだ。
もうすでに答えなんて知っているのに、
わからないふりをするのなんていやだ。

自分自身をもっと愛したいし、
あの人にもこの人にもそうであってほしい。
ひとりでいることを恐れないで。
世界が自由で平和でありますように。
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by lalaleene | 2012-05-27 16:24

ある晴れた昼下がり

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(前回に続きヘンダ2連発。「見てお母さん!ブランコ!」と学校帰りにひとりブランコする高校3年生。それを撮影する母・ララリーヌ。公園デビューしたての母子かっ!?)
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(町で見つけた。誰かにお願いごとする時はこのぐらいズバっといかなきゃいけません。)

最近は大分から東京への船の乗り継ぎもあり時々神戸に行く。
今回は先輩アーティストのだるま森夫妻や札幌や京都のお友達らと会い、
だるま森さん夫妻のおもちゃ箱のような家でおしゃべりしたり録音したりしながら、
たくさんの刺激とインスピレーションを得ることができた。
それと、そのだるま森+えりこさんが千秋楽の日にゲスト出演するということもあり、
「楽市楽座」さんという親子3人で日本中を回る野外劇団の舞台を観に行った。
夜の神社、手作り池の水上回転舞台はなんとも怪しく幻想的で、
それはそれは移動遊園地のよう。
座席にはカラフルな折り紙が置いてあり、そこに御捻りを入れて、
「いいぞ!」ってなったら投げるという、言葉通りの投げ銭制だった。

芝居は、爆発を起こしたクロアリの国から逃げてきた不良少女クロが、
落ちぶれた海賊ゴキブリのゴキ、最近売り出し中の海賊カマキリのカマコと出会い、
宝の島を探す旅に出るというもの。
(公式HP http://yagai-rakuichi.main.jp/ より)
歌あり笑いあり、社会問題を鋭く風刺した現代のかわら版のような芝居。
「自分の国に帰りたくても帰れないんだよ。」と泣くアリ役、
萌ちゃん(12歳)に泣かされた。
楽市楽座さんの描く「宝の島」は私の心にある夢と同じ。
ケンカはあるけど民主的で分かち合い許し合い奪い合わない自然豊かな小さな世界。
そんな島が見つからないのなら、自分たちで作ったらええやないの!っていう世界。

ここ数日、ウチの屋根の上のつばめと隣の子どもと家の前の
保育園のビービーギャギャーバタバタバタバタと生命力に溢れた暮らしの中、
青空の下、ベランダの花をいじりながらいろんなことを考えている。
ふと、思い出したのは私の大好きな詩人・茨木のり子さんの詩。

「知命」

他のひとがやってきて 
この小包の紐 どうしたらほどけるのかしらと言う
他のひとがやってきては 
こんがらかった糸の束 なんとかしてよ と言う
鋏で切れいと進言するが肯(ガエン)じない 仕方なく手伝う もそもそと 

生きてるよしみにこういうのが生きてるってことの 
おおよそか それにしてもあんまりな

まきこまれ ふりまわされ くたびれはてて
ある日 卒然と悟らされる
もしかしたら だぶんそう 沢山のやさしい手が添えられたのだ

一人で処理してきたと思っている わたしの幾つかの結節点にも
今日までそれと気づかせぬほどのさりげなさで


はー。なんて優しい詩なんだろう。
こんなきもちで生きれたらいいなあと思う。
ああ、海に潜りたい。今日は島唄をうたいながら歩こう。
必ず高音ひっくりかえるけどそんなの関係ない。
上手に歌えなくてもいい。自分のために歌うのだから。
今日は大好きな八重山のうたばかり歌おう。
「鷲ぬ鳥節」「波照間島節」「娘ジントヨー」わたしの大好きな歌。
島に行けなくても手に取るように風や色を思い出せる。
あの歌たちが島を出てからもわたしを支えてくれた。
歌は人を裏切らない。歌はいつだって自分自身の味方だ。
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by lalaleene | 2012-05-18 12:05

子どもの日に。

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さんざんなゴールデンウィークを慣行中。

自転車にスカートを巻きつけて、スカートに穴を開けただけでなく、
道路上でパンツ丸出しになってしまったり、

ヘンダと山を2つ越え40分も自転車こいでショッピングセンターに行ったのに、
帰りには2台とも盗まれてしまったり(帰りは悲惨な旅路・・・)

今日は洗濯機が脱水時に暴発して家中水びたし。
大家さんも出て来ての大騒動。
拭き掃除に1時間。洗濯機ずらしたら今度は上のホースが外れてもうわやくちゃ。
何もかもぐちゃぐちゃになってしまったり・・・。

「今なら何も傷つかないから宝くじでも買ったら?
自転車代ぐらい出るかもよ」と、ヘンダはヘンな慰め方をしてくれたが、
ガラガラですら毎回白玉しか出せなくてハズしまくってて、
こないだだって飴ちゃん一個しかもらえなかったのにさー、
これ以上がっくりな気分にはもうなりたくないよー。

とはいえゴールデンウィークは楽しかった。
近所のホームセンターに行きマリーゴールドやハーブをたくさん買ってベランダに植えたり、念願の秘湯塚原温泉や湯布院の金燐湖にも行ったし空中ブランコも見た。
近所のつつじがいっぱいの公園を歩いたり、川沿いを歩いたり、
新しい譜面と格闘しつつ、諸々忙しくて遠くへは行けなかったけれど、
生まれて初めて過ごす大分の初夏は緑が深く輝いていて毎日が穏やかだった。

そして今日で日本の全原発が止まり、
明日、日本は42年ぶりに原発が稼動していない日を迎える。
この日を本当に楽しみに待っていた。
これをきっかけに何かが変わっていけばいいのにと心から願う。

おりしも今日は「子どもの日」
未来の子どもたちが安心して大人になっていけるように、
笑顔で伸びやかに健やかに育っていけるように、
私たち大人は子どものために何ができるのか、
どんな未来を残すことができるのか、
子どもの日は私たち大人が考えて確認するための
大人の日でもあるのかもしれないと思った。
それこそが私たち大人の責任なんだと。

そして今日のお月様はスーパームーンとかいうんだって?
ここ大分でも驚くほど大きな月が裏の家の屋根の上に浮かんでます。
神秘的な大きな月を観ながら、さぁ、これからだ、という気持ちでいます。
そして、あさってからまた東京だ!がんばるべ。
はみばのスケバン・ジンコが宣戦布告「やるっきゃない!(←死語?)」をし、
ハードな連休になりました。でも人生はこれだから面白いわ。
また発表は近日中に・・・できるかな。
うまくいったらお楽しみに・・・。


写真は大分市内の河原で寝そべるヘンダ17歳。
このあとひとりでトトロごっこに興じ川に落ちた。
元歌のわからないほどの音痴さで町の中でも歌ってるヘンダ。
いつでもどこでもひとりでも自由に愉快ににぎやかに、
どうかこのままごきげんに生きていてほしい。
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by lalaleene | 2012-05-05 23:03