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はみんぐばーど ~AKY48!~

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「みんなあたいについてきな!」「おーっす!」

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「あなたさがして今日もひとり旅~~♪」ララオリジナル「恋のハイウェイ旅情」

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「子どもの頃のあだ名は骨皮筋子。」熟女戦隊隊長・レッド・ララリーヌ

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「漫研出身・練習中に足がつり老いを感じる日々」オレンジ・若葉

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「男は踏み台」ブルーのスケバン・ジン子。「介護しちゃうぞ!」イエロー・ようこ。
姉妹でメンバーです。顔は似てないが色の黒いところは同じ。

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「かかった費用は1500万円!」(←何に?)
母の歩行器を時々こっそり使って大喜びするピンクのマダム邦子

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「今年のお守り良縁祈願」結婚経験いまだゼロの唯一30代・グリーンのサラ

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みんなでヘン顔。マダム、やりすぎだよ。これじゃ公園の鮒だよ。

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わてら陽気なはみんぐばーど!おっす!よろしくね!


毎日音楽の日々が続いています。
この一週間では4本。うたごえイベントではアコーディオンを弾きながら中高年のみなさんと一緒に歌ったり、そして私の主宰する「はみんぐばーど」ではライブや、慰問公演があったり、来週はパーティーのお仕事があったりで、リハーサルや譜面書きなどの準備も含めたら毎日が忙しく、体はボロボロ、足はつり、銀歯は外れ、風呂に入るのも食事も忘れ、部屋は泥棒にあった勢いで散らかる一方の惨たんたるものですが、文句などひとつも言う気にはなりません。とにかく充足しています。

3月17日のイベント「The Stage」でのはみんぐばーどのライブは、
今までやってきたライブの中でももっともはちゃめちゃで物凄いステージになりました。
ステージに「熟女!」の声援飛び交い、ファンになったと言う男性も現れはじめ、
「ブロマイド売るか、Tシャツ売るか」と、メンバーすっかり調子に乗っています。

ヤンキー高校の合唱大会での練習シーンという設定?の寸劇から始まるステージ。
「ちゃんと空気を読んで真面目に練習しなさいよ。」
「うるせえな。あたいらは空気なんか読まないんだ。AKYなんだよ。
あたいらがやりたいのはママさんコーラスじゃねえ、あたいらのやりたいものはこれさ!」とミニスカドレスに変身し、熟女の恋や悲哀の歌で歌い踊り綴るというショーをお送りしました。途中更年期エピソードなど交えながら(笑)
はっきりいって爆笑ものですが、決してコントではありません。
みんな普段介護ヘルパーや派遣や主婦などの仕事をもった、
普通の30~50代のオバちゃんたちですが時には家事や仕事との両立に悩み、
時には老体にムチを打ちつつ神経痛に悩まされ、
時に私の怒鳴り声が響く、という過酷な状況の中、日々の練習をこなし、
毎日の練習をメンバーたち全員よくついてきました。
もはや普通のオバサンではありません。尋常じゃないです。

このブログではみんぐばーどの活動をきちんと書いたことがないと思うので、
あらためて紹介しますと、私たちの活動は2009年11月結成。
娘のヘンダが通う都内杉並区内の中学校のママさんコーラスを
指導・演奏をしに行ったのがきっかけで、
「地域の人たちに声を出す楽しさ大切さを気軽に味わってもらいたい」
とはじめた活動でした。
当初はお茶飲みと歌あそびに近いような形で、
誰でも気軽に歌えるようにと活動していたのですが、メンバーが入れ代わり、立ち代わりする中で、だんだんとカラーが出来上がってきました。

現在は熟女・アイドル・コーラス・エンターテイメント
(もうちょっとうまい言い方ないかねぇ)ということで、
若葉、ジン子、ようこ、マダム邦子、サラ、そして私という6人のメンバーで、
オリジナル曲のほか、昭和の古き良き歌謡曲を中心に歌っています。
昨日はメンバー宅で演歌も練習してみました。
今後はもっと女心たっぷりな色っぽい歌もうたいたいと思っています。
また、はみんぐばーどではコーラスアレンジも売ってる譜面は一切使わず、編曲、台本、ダンス、時に衣装や小道具も手縫いで、オリジナルの手作りでやっています。
また、歌唱指導のほか、カラオケ作成、衣装レンタル、その他アドバイスなどは菅原里奈さんというプロも入り、指導をしてもらっています。
キラキラなステージ衣装で年齢を重ねた女の可憐さとパワーで、シミもシワも隠さず、昭和のアイドルなステージを目指して歌のレッスンに励む日々なのです。

そして私たちのキャッチフレーズは「AKY48」
「敢えて・空気は・読まない 平均年齢48歳前後の女性たち」という意味です。
3年前、友人の出版社の編集者に「ララって敢えて空気読まないとこあるよね」と
言われたことがキッカケで、
「わぁ!素敵な言葉!そのフレーズいただき!」といただいた言葉でした。

空気を読まないこと。読めたとしても、敢えてそれらを無視すること。
それってこの世の中ですごく大事なことなんじゃないかと私は思っています。
年齢なんて考えるな。既成概念にとらわれないこと、自分が楽しいと思うことをやっちゃうこと。私は常にそのメッセージを届けたくて歌っています。
空気なんか読まなくてもいい。自分が笑顔でいられることだけやっていけばいい。
自分自身が笑顔でいてくれることこそが、みんなのしあわせになるんだと。

昨日の敬老会館での慰問公演でもそのようなことを話したとき涙ぐむ人もいて、
「お年寄りというのはこんなにも気を使って生きているんだ」
と思ったら私も涙が出そうでした。
機械化していく社会の中で、またいろんなことが昔のように体が動かなくなっていく中で、この人たちはどれだけ家族や若い人たちに気を使って生きているのだろうかと。
いろんなことを考えさせられるステージでした。
もっともっと世の中がつながって助け合って生きていければいいなあと思います。
怒りにとらわれたり、誰かを羨ましがったり、人の顔色を気にしたりせず、
自分なりの楽しさで、ご機嫌に暮らすことの大切さを、
そして年を重ねていくことのすばらしさを、
私は私なりのジャンルとスタンスで伝えられたらと思っています。

まだ少し寒いけど、街もずいぶん春めいてきました。
もうすぐ春ですねぇ~~。(キャンディーズ風に)
ピンク色の服でも着て出かけてみるべかな。
悲しいこと、つらいことは春風に乗ってふき飛んでいきますように。
ついでに春風が恋でも運んできてくれますように。
泣いてばかりいたって幸せはこないから。
みなさん、良い春をお迎えくださいね。



追記。
ツイッターはじめました。アカウント名はAKY_hummingbird
https://twitter.com/#!/AKY_hummingbird
また、メンバーの若葉が今回のステージの様子をmixiの日記で、Facebookではノートを、それぞれ全体公開しています。良かったら見てね。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1831127848&owner_id=2667428
http://www.facebook.com/profile.php?id=100002787598171&sk=notes
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by lalaleene | 2012-03-23 12:28

3月11日に寄せて。

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今日は大分の3.11イベントに出演、
温かいイベントでした。
途中歌いながら感極まって泣いてしまう場面もありましたが、
ステージ終了後たくさんの方にお声かけいただき嬉しかったです。

ステージが終わり、すぐさま船に乗って神戸へ。
12日は東京に行きます。

あれから一年がたちました。
重く苦しく辛い一年でした。

突然の大きな揺れ。
あんなにもあっさりと故郷が、
そして多くの人の命がなくなりました。

日本を、そして世界を変えてしまった3月11日。
地震、津波、原発事故・・・。

見える恐怖、見えない恐怖。行き場のない悲しみ、絶望、無念。
正直、わたしはこの一年、泣き暮らしていたといっても過言ではありません。
悲しさに苛まれ、気持ちの身動きがとれませんでした。
自分はなんて無力なんだろうかと。
こんなにも生きることは大変なことなのだということを、
わたしは知りませんでした。

原発事故さえなければ・・・。

わたしにはそのことだけが無念でなりません。
放射能のことさえなければもっと復興を進められるはずなのに。
こればっかりは根性論で乗り切れるわけがない。
ましてやその皺寄せを子どもたちに負担させるわけにはいかない。

旅が好きなわたしが歩いてきた各地の風景、風や匂い。
各地の美味しいものたち。豊かな土地で育まれた自然の恵みたち。
そしてその場所に住む人たちの絆。
それらがあっさり奪われてしまったこと、
わたしには泣いても泣き尽くせないのです。
もっとわたしたちは自然に寄り添って生きていくことはできないのだろうかと。

ふるさと。
わたしにとってのふるさとはこの日本だったということを、
あらためて想い泣きました。
そしてわたしの人生の半分を過ごした東京を、
そしてそこに住む人たちをとても愛していたことを知り泣きました。

昨年末よりわたしは子どもをなるべく放射能による健康被害から守りたい、
そして本人の「健康で大人になりたい、長生きしたい」という強い希望で、
子どもを大分県内に疎開、高校に編入させました。
わたしは仕事もあり東京と大分の行ったりきたりで、
親子共々、慣れない土地での半分同居半分独居というさみしい生活ですが、
九州の人たちの温かさと東京の仲間たちのガッツにずいぶん救われています。

疎開したくてもできない、いろんな事情のある方もたくさんいるでしょうし、
賛否両論もあるでしょう。
私たちはお金もコネもなんにもなかったけど、
根性とアイデアと勘だけはありました。ネットや現地で知り合った人たちを
頼ったりして「行けばなんとかなる」と信じていました。
その通り、行く先々でいろんなラッキーをもらいました。
だから、たまたま運がよかっただけなのかもしれません。

でも、大好きな町で、大好きな人たちと暮らせない、
東北の被災者の方たちに比べたら取るに足らないことかもしれない。
でも、ふるさとをなくすということは、こんなにも辛いことなんだと、
日々途方に暮れています。しかしこれも私たち親子が選択したこと、決めたことです。
今一番大事なことは何か。何をすべきか。いつも悩み、考えます。
わたしもきっと多くの人たちと同じように迷いと葛藤の中にいます。
生きているということはきっとそんな連続なのでしょう。
でも大切なことは、決断をし行動で気持ちを表すということなんじゃないかと思います。

そして何よりも大切なことは、
子どもたちに負の遺産を残さないこと。
「安全で安心に暮らせる未来がほしい。健康で笑って暮らしている大人になりたい」
うちのヘンダが言ってました。
子どもたちには罪がありません。
選挙権がないから、発言できないということではないのです。

発展とは何か。文明とは何か。
以前のような経済中心の暮らしを取り戻すことだけが文明ではないはず。
福島の人たちがいまだに体育館などで不便な生活をしていることを思えば、
電気が足りるとか足りないとか、
いまさらもうそんなことを論じてる場合じゃないのにと思います。
「物事を他人事として捉えない」
復興に一番大切なことはそのきもちなのではないでしょうか。

なくなられたすべての命に黙祷し祈りをささげます。
天国は絶対あるものだとわたしは信じています。
どんな聖人も、どんな犯罪者も、等しく安らかに暮らせる世界があることを。
もう何も苦しまなくていい、思い悩まなくていい世界があるのだと。
成仏するということは、自らが仏様になれることだとしたら、
あの罪なき人たちがそんな穏やかな世界で暮らしていてほしいと心から祈っています。

そして生あるいのちに愛をこめて。
つらくても悲しくてもわたしたちは生きていきましょうね。
助け合って、想いを伝えあっていきましょうね。

わたしもそろそろ立ち上がりうたいはじめたいと思います。
みなさん応援してね。
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by lalaleene | 2012-03-11 19:46

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