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  ララリーヌオフィシャルブログ  ~夕焼け雲を見ていると~

芸ひとすじ。

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今日はオーディションというものを受けに行った。
何年ぶりだろう。舞台に登り歌をうたったりアコーディオンを弾いたり台本を読んだり。
あっという間の1時間だった。主宰者は若干20代半ばの若い女性。
そして同じ年ぐらいの女の子がお手伝いとしてもうひとり同席していた。
二人のあまりに真摯な美しい瞳に心を動かされた。
なんて自分の仕事(していること)にプライドと熱意がある子たちだろうかと。
とても愉快な気持ちになり、そのまま帰り道アコーディオンを弾きながら歩いた。

そんな帰り道、朝からご飯を食べていなかったことに気づき、飲食店を探したが、
そのあたり一帯に店は殆どなく、とある某チェーン店へ。
私に「いらっしゃいませー。」と来店を歓迎してくれたのは自動ドアだけだった。
従業員が2人いたけれど彼らはこちらを暗い目で一瞥しただけ。
忙しいんだから接客なんてしてられねーよ、というところだろうか。
もしくは自動ドアに挨拶してもらってるんだし、
自分たちは担当じゃないんだから、というところだろうか。
明らかにさきほどの女の子たちと違った。
いやいや仕事してるのかなぁ。熱意もプライドも感じられず残念だった。
でも。悪いのはこの子達だけのせいなのかしら。
この店には仕事に喜びがもてるようなシステムがあるのかしら。
そもそも周りの大人は彼らのことを信用してるのだろうか。
プライドや夢を持たせてあげられるような教育をしてるのかしら。
この子たちかわいそうだなぁ・・・などなどと。

でもつまるところは本人次第なんだけどねぇー。
若者よ。どうせ仕事して、どうせ同じ時間過ごすなら、
せっかくなら酒のネタにするなりなんなりしながら楽しんでくれたまえよ。
その仕事が不本意であろうが不本意でなかろうが、
それは必ず君の肥やしになり財産になるはずなんだからと、おばちゃんは思うよ。
そして嫌なことはやらないこと。そんな無責任なことやったらあきまへんて。
というわけでララは席にも座らず出ましたよ。食事はなるべく優雅にしたいので。
おかげで夜までご飯なしでしたが。トホホ。

ま、そんな話はさておき。

27日はいよいよ音楽と朗読のコンサート。
チラシはknicoさんのお嬢さん(デザイナー)が作ってくれました。可愛いでしょう。
歌を交えながら、詩を読んだり、手紙を読んだり。
今までも賢治の「ふたごの星」など朗読劇にチャレンジしてきましたが、
今回のようなスタイルは初めて。鬼のようにリハーサルをし、
今まで以上に詩を読みまくっています。ハードですがかなり楽しんでいます。
ぜひ日曜日いらして下さい。お待ちしています。
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by lalaleene | 2011-02-23 02:46

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こないだの東京はドカ雪。
ずんずん降り積もり、総武線に乗っていたら目の前で中央線が止まり驚いた。
帰宅が遅くなってしまったので、うちの娘・ジミヘン(ジミーヘンダ)は、
大丈夫だろうかと心配しつつ、駅から自転車転びそうになりながら慌ててウチに
帰ったら、家の前の道路で夜中に「おかえりー」とひとり雪合戦をしていた。
恐るべしヘンダよ。おまえはそれでも現役女子高生か?補導されなくてよかった。。。

先週は小用がありふらりと大阪の鶴橋と通天閣付近に行きました。
何故か流れで友人たちと西成あいりん地区や飛田新地も歩くことになりました。
飛田新地とは古くからある遊郭街のこと。
大正時代から続く古い建築物が立ち並ぶ。
表向きには料亭と書いてあるけれど、実際は売春宿。
各店の入口には沢尻エリカばりの可愛い女の子と、隣にお店のママが「顔見せ」し、
(俗称やり手ばばぁと呼ばれるそうな)ずらーーーっと軒を並べ、男性客を待っていた。
ものすごい風情。遊郭街を歩くのは初めてだったけど(しかも女同士で。。。)
まるであの世とこの世のはざかいに、いるような、
そう、千と千尋の世界のような不可思議で不気味な世界。
でも生きるってこういうことだよなぁと、そのド迫力に圧倒されました。
さすがにシャッターは恐ろしくて切れなかったけども。

大阪の食べ物はどこも美味しくて、街はゆるくて、すべてが面白かったけども、
夢の中に出てきた場所に出会ってしまったり(私こういうことたまにあるんです)
前世のなのか?かなり辛い記憶?のようなものがフラッシュバックして表れ、
何度も鳥肌が立った。もしかしたらそれは誰か他の人の記憶が、
私の身体に一瞬憑依したのかもしれません。不思議な体験でした。
でも知らない町を歩くのはいいものです。知らない町の風に吹かれていると、
ますますアンテナが磨かれ、ますます自由に、そして怖いものがなくなっていくようです。

さて、突然ですが、
昨年11月急逝された日本を代表する偉大な音楽家、
深町純さんの死を悼み、急遽ライブをさせていただくことになりました。
場所は、この日をもって閉店となる深町さんご自身が経営されていた、
Cafe & Livespot FJ'sにて。
共演者はピアノにおなじみKnicoさん。
深町さんへの「Respect」、深町さんが教えてくれた生命あるものへの「Respect」、
深町さんに伝えたい言葉や、深町さんから教えてもらった様々な言葉たちを集めて、
音楽と朗読によって私たちの「Respect」を表現したいと思います。
今日もリハーサルがあまりに良くて涙が出そうでした。
生命力あふれる彩り豊かな作品となりそうです。どうぞお楽しみに。

最終日につきこの日の夜はKeyboard Partyが予定されていますが、
私たちのライブは昼1時から2時半ですのでお間違えなく。
また予約は直接お店の方へご連絡くださいませ。
このブログ及びホームページにメールいただいても結構です。
お席に限りがございます。ご予約はお早めにお願いいたします。



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「 Respect ~深町さんへのラブレター~ 」

日にち:2011年2月27日(日)
場所:Cafe/DiningBar & Livespot FJ's(エフジェイズ)
http://fjs.fukamachi-jun.com/
東京都目黒区中目黒5-1-20
TEL 03-3760-2825

出演:Knico,ララリーヌ
   (ピアノ、歌、アコーディオン、朗読)
時間:12時開場、13時開演(14時30分終演予定)
料金:オープンチャージ(演奏後、各自ご自由にお支払い下さいませ。)


深町さんを想うたび「Respect」という言葉を思い出します。

深町さんが偉大な音楽家として多くの人のリスペクトの対象であったことは
言うまでもありませんが、
それは深町さんが常に生命あるものへのリスペクトを忘れず音に向き合って
こられたからだと思うのです。

大切なことをたくさん教えてくださった深町さんに、
一ファンとして私たちからささやかなラブレターを送ることにしました。
これは同時に生命への賛歌でもあります。

FJ's最後のこの日、ショパンのピアノ曲などのクラシック曲を中心に、
私たちのオリジナル曲や深町さんの曲などの演奏を織り交ぜながら、
深町さんへ送りたい様々な言葉たちを集めて音楽と朗読によって、
私たちの「Respect」を表現したいと思います。

どうぞみなさんお越し下さい。
お待ちしています。


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by lalaleene | 2011-02-17 00:35

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波照間島のことを思い出すと、あの優しい海の色で胸がいっぱいになる。
小さな小さな南の島。庭には島バナナが自生していて、
犬とにわとりと亀とやどかりが住んでいる小さく粗末な家に住み、
貧しいながらも豊かな暮らしをしていた、あの島のこと。

昼間は海で熱帯魚たちと戯れて、どこまでも泳いで潜って貝を採った。
夜はおじぃたちが蛾のように電気の点いてる家をを目掛けて酒瓶ぶらさげてやってきた。
毎日どこかで三線と島唄が聞こえた。
子どもたちはバカで元気で真っ黒で、おばぁたちは畑とゆんたく(お喋り)が仕事。
野生の山羊たちの群れ。目ん玉も泣き声も可愛いのに、
ハレの日はご馳走として食卓にいた。
自由奔放な毎日だった。お洒落とは程遠い泥くささ。
感情剥き出しのすべてが原色の思い出。

子どもが生まれた日、我が家に島中からお祝いが何十個も届いた。
仲間や見知らぬ観光客たちが公民館で焼き魚とおにぎりと歌と踊りで祝ってくれた。
あの年島で生まれた子どもは確か例年より少し多めの6人。
「島の宝物だ」ととても大切にしてもらった。
いつだったか小学校で児童の問題行動があったとき、体育館で集会が開かれたっけ。
「みんなで○○くんの問題を解決しよう!見守っていこう!」と。
子どもは島の宝。みんなの子ども。だからみんなで育てる。
そんなこと誰かに教えてもらわなくったって当たり前だった。

昨日子どもの出身校の緊急保護者集会に出てそのことを思い出した。
子どもはひとりで勝手に育つわけでもなければ、
親ひとりで育てられるものなんかじゃないんだ。
周りの人間の手を借りながら社会全体で育てるものなんだと。
そして決してマニュアルなんかで育つわけじゃないんだと感じる。
「教育委員会としては善処しています。」とか、
「学校としてはこのように対応しています。」とか、
四角四面の表面的な大人のルールで子どもが育つわけじゃないんだよ。

表現方法は人それぞれの違いはあれ、愛情だけが子どもを育てる。
愛情なんてわからんよ、というのならば、
どうかほんの少しだけでいいから想像力をもったら?と思う。
たとえば、「男だから妊婦の気持ちはわからん。」じゃなくて、
「男の自分が妊娠したら足腰はどんなに重くて辛いのかな。」と、想像すること。
だって私たち大人だって全員子どもだった。
たくさんの誰かに守ってもらいながら年を重ねてこれただけだ。
子どものとき感じた、小さな痛み、悩み、
大変なことがあったときほど親に言えなかったこと、
そんなこと想像したらすぐわかることなのに。

愛は想像力だと思う。教育現場のあれこれを聞くたびに感じる愛と想像力の欠如。
自分の子どもであろうとなかろうと、子どもは社会全体の宝物。
そして学校はそんな宝物を守る神聖な場所。
決して学校や大人の都合や面子を保つ場所じゃないのよ。
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by lalaleene | 2011-02-09 16:40

春のはじめちゃん

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春節、旧正月。そして立春。春のはじめの日。
温かい一日になりました。

以前占い師の人に、
「私が言う、来年の運勢っていうのは、立春のあとのことだからね。」と言われた。
今日を境に(もう昨日になってしまったけど)また新しい運気に変化していくのかしら。
「来年はいい年よ」と昨年言われたけど、
でも新しい運気をうまく取り入れるのは自分次第、
いくらいい年だと言われても、自分で取り入れないとねぇ。
最近断捨離って流行してるけど、不要なものも、不要なことも、不要な感情も、
勢いよく捨てて流して新しい運気を取り込んでいきたいものです。

写真はいつもの公園の芝生の上でひとり昼寝しながら撮影したもの。
桜の木の枝に小さなつぼみのようなものがたくさん。
あぁ確実にまた春が待ちわびてスタンバイしてるのね。

目をこらさないと見えないものがある。
目に見えるものだけが真実だとは限らないことがある。
感じていくことこそが大切だと思う、立春の日のララリーヌでした。
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by lalaleene | 2011-02-05 02:42